クラウド会計のデメリットとは?注意点についても。

クラウド会計

クラウド会計のデメリット
って、どんなところ?
メリットだけではない、、、
よね?

こんにちは、税理士の城戸です。
今回は、そんな疑問を持たれている方向けの記事です。

クラウド会計のデメリットとその注意点について解説します。

ぜひ、参考にしていただけるとうれしいです。

メリットが多いクラウド会計
にも、もちろんデメリットが
あります。

【クラウド会計のデメリット①】インターネット環境に依存する。

快適なインターネット環境が必要

クラウド会計は、インターネット上で利用する会計ソフトです。そのため、「インターネット環境があること」が大前提となります。

自宅でも事務所でも、出張先でも。
パソコンでもスマホでも、タブレットでも。
クラウド会計は、「いつでも」「どこでも」「どのデバイスからも」利用することができます。

ただし、「インターネット環境があること」が前提となりますので、その点ご注意ください。

また、接続が不安定な場合には、動作が遅くなったり、データ連携がスムーズにできなかったりすることもあります。新幹線での移動中などは、少し使いづらいかもしれません。

クラウド会計を十分に活用するためにも、導入時には、快適なインターネット環境を整えておくようにしましょう。

インストール型会計ソフトの
場合は、オフラインで利用で
きます。動作が安定している
点がメリットですね。

【注意】予期せぬトラブルで使えないこともある。

プロバイダ側の通信障害でインターネットにつながらなくなったり、会計ソフトの提供者側のトラブルで一時的に利用できなくなったりと、予期せぬトラブルでクラウド会計を利用できなくなることもあります。

実際には「ごく稀」なことですが、「利用しようとしたときに、利用できない」可能性はゼロではありません。

想定外の事態に慌てずに済むよう、申告など期限があるものは、余裕をもって終わらせておくようにしましょう。(申告期限ぎりぎりでの作業は、やめましょう)

インストール型会計ソフトの
場合も、この点は同じです。
パソコンの故障など予期せぬ
トラブルはあり得ますね。

【クラウド会計のデメリット②】読込時間が発生する。

前述の通り、クラウド会計はインターネット上で利用する会計ソフトです。そのため、画面切替時などは、どうしても読込時間が発生します。

オフラインで「さくさく」動くインストール型会計ソフトからすると、この点、デメリットといえるでしょう。特に、インストール型会計ソフトに慣れている人にとっては、最初は少し違和感があるかもしれません。

クラウド会計には「無料トライアル」がある場合も多いので、1度試してみるというのもいいかと思います。

これに関しては、個人差が
ありそうですね。
私は、あまり気にならない
ですけど、、、。

【クラウド会計のデメリット③】直接入力は苦手

クラウド会計は、銀行口座やクレジットカードなどとのデータ連携による「自動仕訳」を得意としています。

一方で、取引を1つ1つ「直接入力」する作業には向いていません。

そもそも、人が仕訳入力することを前提に作られていませんし、前述の通り、インストール型会計ソフトと比べると反応はどうしても遅いです。

そのため「自動仕訳」を活用できずに「直接入力」が増えてしまうと、かえって非効率となってしまう可能性がありますので、ご注意ください。

インストール型会計ソフト
の方が、「直接入力」は得意
です。それを前提に作られて
いますからね。

クラウド会計を導入する際は、「直接入力」をできる限り少なくするためにも、キャッシュレス化やペーパーレス化を進めて「自動仕訳」を十分に活用していくようにしましょう。

なお、入力が必要な場合でも、Excelからデータを取り込む機能や、領収書等をスマホカメラで取り込む機能もあります。

データ連携による「自動仕訳」よりも少し手間はかかりますが、「直接入力」よりも効率的です。ぜひ、ご活用ください。

【クラウド会計のデメリット④】ランニングコストがかかる。

長期的にはコストが高くなる可能性がある。

クラウド会計は、毎月(または毎年)の利用料がかかります。初期費用は無料であることが多いものの、利用を続けるかぎり「継続的に」費用が発生するということです。

「買い切り型」のインストール型会計ソフトからすると、この点、少し負担に思う人もいるかもしれません。

また、料金プランや利用状況にもよりますが、長期的にはインストール型会計ソフトよりもコストが高くなる可能性があります。この点についても、しっかりと理解しておきましょう。

今後、利用料の値上げも
あり得ますね。

ただ、法改正や税制改正があった場合においても、クラウド会計は「自動」更新で追加料金もかかりません。(インストール型会計ソフトの場合は、「手動」更新で追加料金が発生する場合が多いです)

税制改正時などでも「常に安心」して最新の状態で利用できるというのは、クラウド会計ならではの魅力といえます。

ちなみに、ここでのコストは
金銭的なコストです。
他にも、時間的コストや心理
的コストもありますね。

【注意】事業の成長に伴い費用が増えることもある。

メンバーの追加や料金プランのアップグレードなど、事業の成長に伴って費用が増える可能性もあります。新しく会社を設立した場合などは「会社ごと」に利用料がかかりますので、その点ご注意ください。

なお、料金プランによっては、利用に上限があったり、「従量課金」だったりする場合もあります。クラウド会計を導入する際は、料金プランの「詳細」についても、しっかりと確認しておくようにしましょう。

まとめ

今回は、『クラウド会計のデメリットとは?注意点についても解説。』について解説しました。

クラウド会計には多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。
導入を検討する際は、メリットだけではなくデメリットについてもしっかりと理解しておきましょう。

個人的には、特に「ひとり社長」や業務効率化を進めたい事業者の方に、クラウド会計はおすすめです。

ぜひ、参考にしていただけるとうれしいです。

  • クラウド会計は、インターネット環境に依存する。(導入時には、快適なインターネット環境を整備しよう)
  • 読込時間が発生する。(最初は少し違和感があるかも)
  • 直接入力は苦手。(キャッシュレスやペーパーレスを進めて、「自動仕訳」を活用しよう)
  • 長期的にはコストが高くなる。(ただし、税制改正時などでも安心)
  • 事業の成長に伴い費用が増えることも。(料金プランはしっかりと確認しておこう)
  • 通信障害などの予期せぬトラブルで、利用できないこともある。(余裕をもって申告しよう)

なお、クラウド会計のメリットについては、下記ブログで解説しています。こちらも参考にしてみてください。

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